どうもです。石油ストーブ(トヨトミKS-67H)を使っています。
ストーブの火をつけるときは、芯調節つまみを右に一杯回すと、放電して芯に火が付くようになっています。
購入後3シーズン目になったのですが、どうも、火がつきません。しかたなく、調節つまみ上の扉を開けて、マッチで芯に火を着けていました。毎回、マッチの点火も面倒だなと思って、ググってみました。
どうやら、芯にタールが付くと、調節つまみを回して放電させても着火しないようです。
タールは、シーズンをまたいだ古い灯油や、芯の上げすぎ、芯の付いている筒の位置がずれていることなどが原因で芯に付着する黒いネバネバした汚れのようです。
YouTubeを見たら、分解して掃除していたので、やってみることにしました。
本当は、石油ポンプでストーブから石油を抜いて、掃除をするようですが、とりあえず、ストーブをつけっぱなしにして、火が消えるまで燃やしました。最後のほうは、不完全燃焼になるのか、においがするので、部屋の換気扇をまわしたりして、換気しました。
ストーブの天井のふたを外して、中の燃焼筒も取り出して、外側の炎筒を外しました。外側の炎筒は、下側の止めねじ3本外して、ゆっくり持ち上げると、取り外しできました。
外側の炎筒をはずしたところ
掃除機でほこりをとって、放電プラグのあたりの芯の硬くなったところを、ラジオペンチで軽くつぶしたり、マイナスドライバーでこそげ取ったりしてみました。そのあとは、掃除機できれいにしました。
本来は、芯を全周掃除したほうがいいようですが、放電プラグあたりだけ掃除しました。
※乾電池は、先に抜いておかないと、分解した状態でも、つまみを回すと放電するので、危ないです。
そうしたら、元に戻します。ところが、つまみを回しても、放電しなくなってしまいました。電池もつかえるのに、原因不明でした。しかたがないので、もう一度分解して組み立てたら、放電するようになりました。
そのまま、火を着けると、空焚きになるのですが、それが芯の手入れ(から焼きクリーニング)になるので、しばらくそのままにしておきました。取扱説明書では、自然消火するまで燃焼させるとありましたが、適当なところで消しました。(つまみを消火まで回して、緊急消火レバーを押しました。)
その後は、普通に使えるようになりました。マッチを使わなくてもいいので、楽になりました。
割と簡単にできて良かったです。